フェミニズムについて考えてみる~フェミニズムについて考えるきっかけをくれる本 7選

自身のZINE『KAZAK』でもフェミニズムを取り上げている、VOGUE GIRLでもおなじみのアギーさんとフェミニズムについて考える連載企画。今回は「フェミニズム」について考えるきっかけをくれる良書を古今東西から7冊セレクトしてくれた。いずれも知っておくべき話題書ばかり。気になった一冊からぜひ読んでみて。

♢矛盾をおそれず落第上等『Bad Feminist : Essays』

作家のロクサーヌ・ゲイは、皮肉をこめて、みずからを「バッド・フェミニスト」と呼ぶ。彼女がバッド・フェミニストを名乗る理由は、フェミニストであることはきゅうくつだからだ。「つねに正しさを期待されてしまう」ため、いつどの角度から見ても隙なく、完ぺきであることを求められる。これでは正直しんどい。バッド・フェミニズムとは、きっちりとして完ぺきなフェミニスト像からの隠れみのであると同時に「懐の深い」フェミニズムでもある。アメリカで社会現象にもなった、とても重要な一冊をぜひ読んでみて。


♢ガールパワーの現代版『Babe』

第一線で活躍し、その才能がひろく世間に知られた女性というのは、男性の数に比べて圧倒的に少ないという事実が、残念ながらある。そこでカナダ出身の若きフォトグラファー、ペトラ・コリンズは、そんな男たちばかりのめだつ世の中の構造にピンクの反旗をひるがえし、才気あふれる女の子のアーティストだけを集めたオンラインプラットフォームを2010年に立ち上げた。それが書籍化されたのがこの「Babe」だ。


♢ピンクと女子の複雑な関係『女の子は本当にピンクが好きなのか』

世の中にはイケてるピンクと、ダサいピンクが存在する。このダサピンクという言葉は、2013年にブロガーの宇野ゆうかさんが使いはじめたもので、色そのもののみならず、ピンク色から連想されるような花柄やハート型、ふわふわした甘いイメージなども広く含まれるそうだが、ベースにあるのは「女性向け=ピンク」という一般的な固定観念と、その押しつけに対する疑問である。もしかして、女の子は、本当に、ピンクが好きなのか……?? 最新の女児向けおもちゃ、アニメなどのトレンドを分析しながら、なんともややこしい女性とピンクの関係を考えた話題作。


他の本も見る!

0コメント

  • 1000 / 1000